2007年02月12日

伊豆最古の湯、移動

<引用>
 静岡県伊豆市の修善寺温泉のシンボルで、開湯以来1200年間、川の中にあると伝わる「独鈷(とっこ)の湯」が、河川敷に移されそうだ。川の中で石を積み、かさ上げされている独鈷の湯が川の流れを阻害し、大雨の時にはんらんを引き起こす原因になりかねないためだ。

朝日新聞

<引用終わり>

こいつら本物のカスだな。
この温泉を移すのならお前らがどけ。
千二百年の歴史を謳うな。
修善時の名を名乗るな。

 岸辺に住んでいる以上水害なんて覚悟の上だろう。何度被害に遭っても建て直して修繕時温泉千二百年の歴史を絶やさない位の気骨を見せろ。
 そこに温泉が在ったからこそ、空海が神社を建て、夏目漱石が訪れ、川端康成が筆を取ったんだろうが。

 日本中の観光地はこんな連中ばっかりか。

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2006年07月20日

昭和天皇の靖国A級戦犯合祀について語ったメモが発見

 普段天皇のことなどなんとも思ってない連中がこういう時に限って「天皇の御心だ」とか言うな。
 このメモだって手帳に貼り付けてという時点で既に怪しい。メモにある「私」なんて書いた本人と捉える事もできる。発見されるタイミングもおかし過ぎる。
 
 こんな政争の具にされて先帝陛下もさぞ不快だろうよ。つうか一番やってはいけないことをした。
posted by edge13 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

村上世彰逮捕

 これがほんとに犯罪だったのかはわからない。
 インサイダー自体が定義の難しい犯罪だからな。
 おそらくはこれも国策捜査のうちだろう。

 しかし、灘高、東大を出て、通産省に入ったエリートがそのコネを活かして、アメリカの財団を相手に日本の資産を売って2000億円金儲けして、やばくなったらシンガポールへとんずらというどうしようもない国賊にして売国奴な時点で犯罪者だ。国家反逆罪だ。
 近年、引退したら物価が安くて気候も温暖な外国へ移住する連中が増えてるという。金儲けのために他国におもねる大企業の経営者もいる。税金が上がったら金持ちは海外へ逃げると言い放った若手起業家もいた。公務員から民間人、資産家から一般人にいたるまで皆が自分の利益ばかりで国家という共同体に属している意識がない。それが問題の根幹にあるのではないか。
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2005年12月23日

大店法に見る改革の帰結

小泉内閣の下で行われている行政改革。
これが吉と出るか凶と出るかその判断の指標の一つが此処にある。

与党と国土交通省によって進められている「町づくり3法案」の見直し。
この中で大店立地法を改正し、急速に進む地方都市の中心市街地の空洞化を防ぐため、
郊外に出店する大型店舗を規制し、逆に中心部に引き入れようという計画である。

 現在の大点立地法(大規模店舗立地法)は橋本内閣の6大改革の下、74年に施行された大店法(大規模小売店舗法)に代わって2000年に施行された。大店法の下では大型店の出店は中小の小売業を圧迫するという名目で開店日、店舗面積、開店時間、休業日数など多くの規制が敷かれていた。大店立地法はこれを大幅に緩和することで競争を促し、市場を活性化させるのが目的だった。
 これは当時の財界からの強い要請とアメリカの市場開放の圧力があった。好きなところに出店できない大型スーパーのチェーン店業者、広い店舗に自社の商品を大量に陳列させることで購買意欲を刺激し、市場を広げようとする国内の大企業とアメリカの製品が売れないのは日本の小売店舗が小さいため、アメリカの商品をおく面積がない、あっても自営業のため、世間のしがらみから身近の国内業者の品ばかりを店頭に並べる。それを改善する(アメリカの製品を置かせる)ためには店舗を広くし、アメリカの製品を置く経営者の店舗を増やす。アメリカの製品を最も多く置いてくれるのは誰か?それはアメリカの企業だ。アメリカの小売業といえば「ウォルマート」を代表する大型店舗だ。しかし日本には大店法によりあのような大型店舗は出店できない。国内とアメリカの財界の利害が一致しそれにより、大店法は撤廃され大店立地法が制定された。

 この改革は果たして成功だったのか?
施行5年目にして見直される法令、しかもその中身は改革から逆行する内容だ。
日経連はこの見直しについて反対している。
しかし、かつての商店街はシャッター通りと化し、地方経済は崩壊している。
住民達の生活を破壊してまで行われる改革が本当に正しいのか。
経済の活性化とは大企業の利益が増し、株価が上がる事を指すのか。
自営業者がいなくなり大企業に属する支配者側とパート、アルバイトとして使役される側に分断されることは自由市場の結果と言われるが、そもそも個人が大企業に勝てるわけがない。
起業しようとする人間がいなくなれば、それは自由経済とはいえない。
既存の大企業が利益を搾取するだけの階級社会だ。



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2005年12月22日

渡辺が海老沢を救済

海老沢NHK前会長、読売新聞に“転職”

 NHK前会長の海老沢勝二氏(71)が、読売新聞社の調査研究本部顧問に就任することが21日、分かった。来年1月1日に委嘱する予定という。

 海老沢氏は今年1月25日、一連の不祥事や受信料不払いの急増などの責任をとって会長を辞任。翌26日にNHK顧問に就任したが、視聴者からの批判もあり、28日に辞任した。

 読売新聞社によると、同本部は社内外の知能を結集し、世界と日本が直面する問題の総合的な研究調査を行うという。同本部が設けた憲法問題研究会では憲法改正試案を公表している。海老沢氏には、講演会活動やメディア全般についてアドバイスを求めたいとしている。海老沢氏は渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と親しいことで知られる。
(夕刊フジ) - 12月21日17時1分更新

「老害此処に極まれり」て所だな。
厚顔無恥というかなんというか。
読売が誰によって動いているか、ひいては大手マスコミのトップを
どんな連中が牛耳っているかを象徴している。
こいつらが存在する限り、日本は良くならない。
戦後日本を悉く腐らせてきた世代だよ。
こいつらのミスリードによって大衆が劣化していった。

依然受信料の不払いが続き、収まりが着いていないなかで
そのトップだった人間を引き入れるか。
NHKの不祥事が明るみになったときは散々書き散らして
海老沢がNHK顧問に就任したときも非難したんじゃなかったか。
大体NHKの会長は年収2600万もらってたんだろ。しかも退職金は一億を超えるらしい。
これ以上もらってどうすんだよ。

読売の社員はどう思っているんだ?
思い切ってストライキでもやってくれよ。
40ページ全て白紙の新聞とか歴史に残るぜ。

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2005年12月20日

学校選択

距離や部活動理由の学校選択も容認・文科相と行革相が合意
 中馬弘毅行政改革担当相と小坂憲次文部科学相は19日、教育分野の規制緩和について協議し、教育委員会が通学を指定する小中学校を変更する理由として通学距離や希望する部活動の有無などを認めることで合意した。
〈日経新聞〉

集団で一つのものに打ち込める部活動は本人のやる気を引き出し、才能を伸ばす事もできる。
興味のある部活が入学する学校にあるかどうかは学校を選ぶ上でも重要である。

ただ、部活動という課外活動の内容で学校を選択することはできるのに
学校の本当の役割である授業内容では選択できないのか。

通学距離とか勉強とは全く関係ないよな。

日本の教師は生徒が勝手に受験勉強してくれるから教育能力は低いと言われる。
学校の選択が完全に実施されたら、それが世間に露呈されて
今までのように適当な授業ができなくなることを恐れているのか。

学校をあたかも治外法権のようにやりたい放題してる連中がいる。
改革はそういう各界に巣食って既得権益を貪ってる連中を追い払うことじゃないのか。
どうでもいいところを手つけてもな。
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2005年12月14日

70銭って何だよ

酒税見直し…ビール70銭減税、「第3」は小幅増税

酒税体系の見直しについて、低税率のビール風味飲料「第3のビール」を小幅増税する一方、税率の高いビールは小幅減税して税率格差を縮小する。

 具体的には現行350ミリ・リットル当たり77円70銭となっているビールの税率を70銭減税して77円に引き下げ、同24円20銭〜27円80銭となっている第3のビールの税率を28円とする。
読売新聞

外国と比較してどうこう言う気はない。
各国にはそれぞれ事情があるし、
それを言ったら日本のタバコ税は安過ぎるとかなる。
でも国内で飲む酒の種類によって税金に差が出るのは納得できん。

>ビール会社に配慮して税率格差の縮小を最小限にした

だったら税金を下げろ。
偽ビールを有難がって飲んでる奴の気も知れんがな

参考
ビールの酒税減税に関する要望書

酒税
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2005年12月07日

20〜30代の正社員の仕事意識

20〜30代の正社員は75%が「仕事に無気力感」、44%が潜在的転職志願者
野村総合研究所(NRI)は12月5日、20代〜30代社員の仕事に対するモチベーションについて調査した結果を発表した。それによると、現在の仕事に対して無気力を感じる社員が75.0%にも達し、成長実感や社会的意義を感じていない若者の姿が浮き彫りになったという。
調査は2005年10月、上場企業の20代〜30代の正社員を対象にオンラインでアンケートを実施し、1000人から回答を得たもの。
3年前と比べ、「あまり成長した実感がない」という回答者が42.5%に達し、「成長した実感がある」の38.7%を上回った。また、現在の仕事に社会的使命感を「感じない」もしくは「どちらかといえば感じない」という人が31.7%を占め、「感じる」もしくは「どちらかと言えば感じる」の29.5%より多かった。
今後の就業意向について尋ねると、「定年まで勤めたい」は17.9%に過ぎず、「あと10年以上は勤めたい」(9.9%)と合わせても長期定着意向は3割に満たなかった。一方、「機会があればすぐにでも転職や独立をしたい」(18.7%)、「3年以内に転職や独立をしたい」(13.0%)、「あと5年ぐらい勤めたい」(12.3%)を合計した潜在的な転職志願者は44.0%。
やりがいについて尋ねると、首位は「報酬の高い仕事」で29.0%を占めた。しかし、「自分だけにしかできない仕事」(22.0%)、「新しいスキルやノウハウが身につく仕事」(21.8%)、「自分の実績として誇れる仕事」(21.5%)など、“自分らしさ”の表現や、スキルおよび実績の形成も重視していることが分かった。
お金以外の報酬として重視しているものについては、「仕事自体の面白さや刺激」(44.5%)、「同僚や後輩から信頼されたり感謝されたりすること」(35.0%)、「顧客から感謝されること」(34.2%)などが挙げられた。
NRIは働く若者のモチベーションを再生するには、「仕事の動機付けにつながるミッションの樹立、挑戦機会の増設、周囲のモチベーションを生み出す人材の抜擢などが重要」と指摘している。


深刻だな。
フリーターでも希望はないけど上場企業に勤めれば幸せというわけではない。
やればできる。夢は実現する。
と言われ続けた人間達の現実とのギャップに絶望した成れの果ての姿か。

仕事の動機付け
生きるために働く必要がなくなったからな。
むしろ働かされるために生かされてる気がする。

挑戦社会の創設
挑戦するのがリスキーだ。大体にして面倒だって奴の方が多い。

モチベーションを生み出す
夢を見せるより現実を悟す事も大事だよ。

なんだかんだ安心、安全、安定な社会が望ましいんじゃない。

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2005年12月01日

希望格差社会(5)

この前、ある雑誌に「下流社会という生き方」という記事があった。
最近、下流社会という本が売れていて
それにあたる人はどんな生活をしているかという内容だった。
中身は別にフリーターの現実についてではなく
単に低所得者達の様々な生活様式を面白可笑しく載せているだけだった。

しかし、名前が気になりどのような本なのか調べてみると
書評をしているサイトのあちこちでマーケティングの専門家である著者が
世間が食いつきそうな題名とキャッチフレーズをつけて
現状を総括しただけだという感想が多かった。
さらに多くのサイトの中で「希望格差社会」の方が内容が濃いという意見が目立った。

というわけで下流社会はやめこちらを読むことにした。
中身は散々書いたようにひたすら社会に絶望する事が書かれている。
こんな話を大学の授業でされたらたまったものではない。

常にリスクと隣合わせて生きていかなければならない社会ではあるが
リスクはイコール危険ではなく、成功するためのチャンスともいえる。
現状に満足がいかなくて将来にも希望が持てない。
いつかチャンスが回ってくると信じて
それに希望を見出すしかない人の気持ちはよくわかる。
でもそれはリスクに立ち向かってこそ成功は得られるものだ。
逃避ばかりしてる人間には回ってこない。

自分が今どちらなのか考えさせられた。


ちなみに雑誌の記事には堀江のコメントもあり、
「夢の為に生きるって素晴らしい。
金で買える物なんてたかが知れてる。
貧乏だっていいじゃない。」
といってやがった。


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希望格差社会(4)

希望格差社会は単に所得の差による未来の展望に違いがあるだけではない。
格差は教育、家庭、職業等生活の全てで発生する。
一部の上位の大学出身者のみに将来の希望は開かれる。
性的魅力や経済力のある者のみが家庭を築く。
選ばれた大企業の社員のみが重要な仕事をこなし、高い所得を得る。

子供ですら親がどの階級に属するかで持てる希望に差が表れる。

上位階層に属する者は付き合いも同じ階層が多い。
そこで強者の連合が生まれる。
しかし、下位の者たちが連合を作ることはあまりない。
弱者と手を組むことがリスクになるからだ。
下位の中でも格差が存在し、また格差の種類も異なる。

このような社会が訪れた転機は1998年だった。

この年、日本の実質GDP成長率はマイナス1%まで下がった。
自殺者が一気に一万人増え、現在まで高止まりしている。
この年の翌年にフリーターが増加している。
98年に就職できなかった者達だ。
不登校児の数は増加し、生徒達の勉強時間は減少した。
性感染症の患者数が急激に増加し、未婚者の結婚意欲は落ち込んだ。
凶悪犯罪の発生率も増加している。

これは日本社会に将来の希望が持てなくなったために起きたと考えられる。

希望が持てず問題を先送りしているフリーターやパラサイト・シングルは
やがて98年に明るみに出た不良債権と同じ道を辿るであろう。
老いた彼らを雇う者はいない。
養ってくれた者は引退し、あるいは他界している。
蓄えは既に底を尽きた。
それを救うために莫大な公的資金が投入されるだろう。
それを避ける為に今から対策を練る必要が迫られている。


この本にはその対策として幾つか案が講じられているが
効果を期待できるような具体例はないように思えた。

オレは日本社会がここまで悪くなった原因はこの本でいう
オールドエコノミーに属する人間達のせいだと考えているので
(この場合は子供を甘やかし、夢を覚まさせない親の世代)
このまま甘い思いをして逃げ切ろうとしている彼らを
何とかするべきだと思う。

つまり金持ちの高齢者からありったけふんだくればいいんだ。
どうせ若者を低賃金で扱き使ってむさぼった金なんだから還元してやれよ。

でも政治を牛耳ってる奴らが同世代だから難しいな。

事は深刻だ。


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2005年11月30日

希望格差社会(3)

リスクは危険と同義ではない。
リスクは「何かを選択する時に生起する危険」である。
危険は降りかかるものであり、それによって得るものはない。
リスクは回避できるものであり、何かを得るために生じる危険である。

リスクの語源は「勇気を以って試す」であり、
近代国家とともに生まれた。
それまではリスクを負って何かをすることはなかった。
既に危険で溢れていたからである。 

文明の発達と共に危険は減り、活動範囲は拡がった。
人間の行動に選択肢が拡がった結果、
あえて危険を冒す行為、リスクが生まれたのである。

リスクは主観的なものだとも言われる。
それを避けがたいものだと思えば、ただの危険になるからである。

社会が安定した結果、自由度が高くなり過ぎ、
それが逆に安定を蝕んでいるのが現代である。


オレはリスク自体を悪いとは思わない。
むしろ自分の行動の結果がしっかりと反映される事は
人々にやる気を与え、社会が活性化すると思う。
何でもめんどくさがり、楽を求める人間にはいい薬だ。
しかし、問題はこの先にある。


至る処にリスクが生まれ、全ての人間に選択が求められる。
リスクを回避し、何かを得られる事もあれば
リスクに対処できずに持っていた物を奪われる場合もある。
そうして社会の格差は拡大し二極化する。

状況はさらに深化しディバイド(分断)を生む。
こうなると開いた差を埋めることは難しい。
最早、正攻法で乗り越えられる壁ではないと絶望した者達は
さらに実現性の低い夢にすがるしかなくなる。
夢を見てる間は絶望を忘れられるし、それを言い訳にもできる。

かくして夢の職業にすがるフリーター400万人
理性の異性を待ちわびるパラサイトシングル1200万人
リスクにおびえ、外部への扉を閉ざした引き篭もり50万人
勉強に価値を見出せない不登校児13万人を生み出したのである。

ここに希望格差社会という言葉が紡ぎ出される。
現代の格差の本質は、将来に抱ける希望の差なのである。


次回はこのようにして生まれた希望格差社会の内実について話していきたい。
posted by edge13 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

希望格差社会(2)

かつての日本には非常に安定した社会があった。
高度経済成長期の大量生産・大量消費の時代。
中堅以上の大学に入れば、どこかの大企業に就職できた。
一度就職すればくびになることはまずなかった。
大企業が倒産することなど有り得なかった。
結婚すれば、離婚することはほとんどなかった。
銀行が倒産することなど考えられなかった。

そのことを未だに忘れられない世代がいる。
そしてその幻想に縛られている世代がいる。

いつかは良くなると夢を見て現実を見ない。
そのまま夢と共に朽ち果てる日が来るとは思わない。
子を甘やかすだけで、将来養ってもらう為に自立させようとは思わない。
親に甘えるだけで、その財産を食いつぶした後のことを考えない。

しかし、時代は変わり全てがリスクと化している。
今まで安定していたもの。安定を支えていたもの。それが崩壊している。
大学を出ても就職できないかも知れない。
就職しても、その会社は倒産するかも知れない。
結婚しても離婚するかも知れない。
将来の為に貯蓄をしても銀行が破綻するかも知れない。

こういう話をされたらみな鬱にもなる。
しかもその根拠を就職率や離婚率などのデータで提示してくるから性質が悪い。
収入が高い男のの方が結婚率は高いとか
まあそうだろうとは思っていたが表を見せられると愕然とする。

この様な時代になった背景にはニューエコノミーの到来があると筆者は言う。
しかし、そのニューエコノミーの何たるかについてはあまり述べていない。
せいぜいIT化、グローバル化という言い換えがある程度なのが気になった。
肌で実感していることだから書くことですらないのか。
それとも書きだすとキリがないから省略しているのか。

その代わり、ニューエコノミーにより社会が不安定になったことを
リスク化、二極化と呼びそれについて多くの説明をしている。
次回はリスク化、二極化について話をしたい。



posted by edge13 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

希望格差社会(1)

希望格差社会[山田昌弘著/筑摩書房]を読んだ。

パラサイトシングルという言葉を命名した
学芸大の有名な教授の本である。

ニューエコノミーの到来により社会構造が変化している。
そのあおりを受けているのが若者であるという観点から
フリーターや学力低下などの近年の若い世代の問題点について書かれてある。

日本の教育制度をパイプラインに例えていたり、
教育から就職する過程をプリズムを用いて
説明していたりと面白い表現が多い。
図や表を多用しているのでわかりやすく読みやすい。

内容は本の冒頭にもあるように暗くなる話題が多いが
現実に起こっている事態なので考えさせられる。

自分なりにまとめると要は
諦められても困るけど、
諦められないのも困り物、
って事です。

大学行っても就職できないって考えると学力低下になるし、
やりたいことがあるといって定職に就かないとフリーターになる。
これからはカウンセラー等で
身の程を教えることが社会にとって大事だと締めくくられています。

これを読んだ後、暗くなるというよりは
就職できただけでも良かったなとほっとした。

いろいろ思うところがあったので何回かに分けて書こうと思います。



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posted by edge13 at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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